なんとなく生きるのは嫌いだ。

せっかく貰った一度だけの命だから、しっかり使いたいと思っている。早く定時にならないかな、 はやく週末にならないかな、そんな毎日を過ごしていたら、あっという間に80歳だ。そんな人生で世の中溢れている。

生きていて何よりもワクワクドキドキするのは、自分の走るスピードについてこれる、時には追い抜く人たちと並走しているときだ。

心底凄いなと思える、自分の想像を越えてくる、そういう人たちと一緒に何かを作り上げるプロセスを私はシゴトと呼びたい。そのプロセスこそが、生まれてよかったという人を増やすと思っているから。命をしっかり使うエンジンになる。自分ひとりじゃ到底創れない凄いものを、違う強みをもった人達と一緒になら創れるし、そのアウトプットに戦慄する。鳥肌がたつ。その感覚こそ生きてる感覚。

そういう仲間と一緒に働きたい。

私達の使命は、究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやすこと。

我こそはという人、待ってます。

Wantedlyでは、下記の6つのValueを本当に体現できているのか、
自分自身やチームに問い続けながらプロダクトを作っています。

「全てはユーザのために」という方針を強固に示すべく、Obsessionという強い言葉を使っています。また、User Obsessionは「ユーザの声を丁寧に全て聞くこと」ではなく、毎回自分たちの仮説をマーケットやユーザに問い、そこで自然淘汰され、生き残った部分を伸ばしていくことです。すなわち「使ってもらえる物を作る」姿勢のことを指し、本質的にはUser Reaction Firstになります。ユーザの声ではなく、本質的な欲求に応えることそが、真のUser Firstだと考えます。

Code Wins Argumentsは、仮説を証明するために何時間も議論するのではなく、実際に動くものを作ってユーザの反応を確かめてみようという姿勢のことです。これはプロダクト以外の領域にも当てはめられます。限られた情報の中で「決断」を繰り返し、失敗してもそこから学びを得て、どんどんと前に進んでいくことで、プロダクトも組織も成長していくと考えます。

使う側のことを考えず、「あれもいいよね」「これもいいよね」と機能を継ぎ足していくことに比べ、作る側が使う側のことを徹底的に考え抜いて、極限までシンプルに、ユーザが考えなくても直感で使えるプロダクトを作ることはとても難しいことです。しかし、シンプルに保つために頭を使い、何にNOというのかを考え続けることが、使われ続けるプロダクト作りで大切なことだと考えます。足し算よりも、引き算。

世の中にはヒト・モノ・カネなど様々なリソースがある中で、「時間」だけはどんな規模やステージの企業にも平等に与えられた資源です。しかし企業規模が大きくなり安定成長フェーズに入ると、往々にしてそれまで当たり前だったスピード感はどんどん遅くなっていくものです。私達は、有限資産である「時間」を最大限に活かし、先延ばしにせずにすぐに取り掛かる姿勢を大事にしています。

GTDはMove Fastとセットの概念です。フットワーク軽く物事に取り組む姿勢を推奨している一方で、それらが宙に浮いたままになってしまうということがままあります。始めたものは、終わらせる。完璧は目指さず、Done is better than perfectの精神で、やり切り、振り返りや効果検証をすることによって学びや成長実感が得られます。

どんな組織も、組織規模が大きくなると部署ごとに一定の断絶が生まれがちになります。その結果、組織としての全体最適ではなく、部署ごとの個別最適に陥りやすくなります。そういった構造的問題に常に危機感を持ち、誰もがお互いの部署やチームをリスペクト・信頼した上で、全社最適で思考して行動する。そんな姿勢を大事にしています。